3月に映画を観たのが最後で、何だか映画館に行く習慣がなくなって
しまったなぁ・・・と思っていた今日この頃。
テレビはどこもオリンピックばかりで、スポーツ感染に興味のない私は
既に辟易としていたので、こんな時こそ映画館だ!と。

私はダフネ「わたしはダフネ」
監督:フェデリコ・ボンディ
出演:カロリーナ・ラスパンティ、アントニオ・ピオバネリ、ステファニア・カッシーニ
【あらすじ】
母親を亡くしたダウン症の女性が残された父と2人で旅をし、悲しみを乗り越えて互いに理解を深めていく姿を描いたヒューマンドラマ。明朗快活なダウン症の女性ダフネは、スーパーで働きながら両親と平穏に暮らしていた。しかし、母マリアが亡くなったことで生活が一変。年老いた父ルイジは自分が死んだら娘がひとり残されてしまうという不安にかられ、ふさぎ込んでしまう。そんな父にダフネは、一緒に母の故郷の村を訪ねてみようと提案。その旅は、母であり妻であった愛する人の死を乗り越え、父と娘が互いを理解しあうための、かけがえのない時間になっていく。《イタリア製作》
 

ただ、久しぶり過ぎてどんな映画が上映されているのか、
全く分からなかったので、単純に上映時間のタイミングが一番
良かったもの、という事でこの作品に決定です(笑)。






主演の女の子は実際にダウン症の方が演じていらっしゃるそうですが
一言でダウン症と言っても(映画の中でもそんな感じの表現ありましたが)
症状というか、状態は色々なんですね・・・。
ダフネは職場もあって、職場の仲間にも恵まれていて、パソコンにも
そこそこ詳しくて、生活力があるのに驚きました。

確かに、急な事にはパニックになりがちだし、人の心の裏を読む・・
みたいなことは苦手なので、KY的行動で周りが笑っちゃうことも
ありそうですけど、何だかダフネは魅力があるんですよね。
旅の途中で知り合った人にも屈託なく絆創膏を貰いに行けるし、
人の好意も素直に受け取れる。邪心が無いのが分かるから、多少発言が
ストレートでも(KYだから故に)悪く取られる事もないというか。

父親とダフネの間には微妙な距離があるんだけど、これって日本でも
「お父さんダサイ」とか言って娘から避けられるのと同じような構造かな・・
と思うので、ちょっとほのぼのした感じで拝見してましたけどね。
妻の不在で不安になっていた所をダフネが埋めて言っている感じが
心温まります。

お父さんも高齢だからダフネの今後が心配だろうなぁ・・・とか
お母さん子だったみたいだから、ダフネが立ち直れるだろうか・・とか
密かに心配しながら観ていたけど、基本的にダフネが父親を引っ張って
いってるのを見て、ダウン症の子供と父親の話では無くて、普通の父と
年頃の娘の話と同じだよねぇ、と思って観ていたのでした。

地味めの作品でしたが、ほっこりさせて頂けて良かったです。