1本観て終映が15時頃。まだまだ外は暑いじゃん・・、という事もあって
更にもう1本観てから帰ろう、という事になりました。
久しぶりに観に来て、いきなりハシゴ観かよ、って話ですよね。

シャイニーシュリンプ「シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たち」
監督:セドリック・ル・ギャロ、マキシム・ゴヴァール
出演:ニコラ・ゴブ、アルバン・ルノワール、ミカエル・アビブル
【あらすじ】
ゲイのアマチュア水球チームの奮闘を、実在するチームをモデルに描いたフランス発のスポーツコメディ。元オリンピック銀メダリストの水泳選手マチアスは、同性愛者に対する心ない発言への罰として、ゲイのアマチュア水球チーム「シャイニー・シュリンプス」のコーチに就任する。マチアスに課されたミッションは、弱小チームの彼らを3カ月後に開催される世界最大のLBGTQ+五輪「ゲイゲームズ」に出場させること。パーティ好きで勝ち負けにこだわらない個性的なメンバーたちをまとめあげるべく、悪戦苦闘するマチアスだったが……。《フランス製作》



まあ、こちらも全くどんな話なのかは全く知らないままでの
チョイスなんですけどね。





 
主役はマイノリティのダメダメチーム。
そこに一流選手だけどメインストリームからドロップアウトした人が
嫌々指導をすることになる。
最初は嫌々だったのに、お互いの信頼関係が築かれていく・・・
この流れは、何だか今までにも観たことのある内容です。
そういう意味では、結末が想像できるし、その想像は裏切られない(笑)。

私はLGBTの方に特に何も思わないというか、「そうですか」ぐらいの
感覚しかないのですけど、逆に言うと特に詳しい訳でもない。
何故ゲイの集まりってこういうノリになるのかな・・とは思います。
これがリアルなのか、映画で協調してこういう描かれ方をしているのか、
実際のところが分からないんですよねぇ。

性的マイノリティの方だって個性やバックグラウンドは色々でしょうから
全員が全員「今が楽しければいい」って感じになるのかなぁ。
試合の前日に飲んだり(酒だけじゃなくドラッグもね)、遊びまくって
試合でコテンパンにされても悔しがるどころか「楽しければいい」みたいな
態度取られたら、私だって怒るし、何なら映画観ながら怒ってたからね(笑)。
なのに、メンバーがコーチ側に来るかと思いきや、コーチがメンバー側に
寄ってっちゃったって、何か納得いかないんですけど・・(笑)。

まあ、そうはいっても、人と人が徐々に信頼していく過程というのは
観ていて気分の悪いものではないし、最後はホロっとさせられたけど、
笑って終われる1本だったので、思いのほか満足度が高かったですね。
このシャイニーシュリンプスという水球チームも実在するそうですし、
「ゲイゲームズ」というものもあるんだそうです。
この映画では「ゲイゲームズ」は「イベント」的な描かれ方でしたけど
実際もそうなのかな、もっと「スポーツ競技会」っぽいのかな・・・。