8月上旬、我が家のワンコが急死しました。
8月1日に5歳の誕生日を迎えたばかりだったので、人間でいうと
30代半ばぐらいだと思います。

ハル5歳
土曜日に夕食後に私が散歩に連れて行って、少し歩いたところで突然嘔吐。
散歩は中止して自宅に戻りましたが、それから嘔吐が止まりません。

それまでは(散歩に出かけても)元気そのものだったので
最初はあまり深刻に考えていなかったのですが、さすがに吐瀉物に
血が混じるようになって「やばい」という事になり、翌日、大きな病院に
連れていかれました。

原因はすぐ分からなかったのですが、翌日に造影剤の検査をして
結果によっては手術を・・・と言う事になりました。
翌日、飲んだ造影剤は吐きまくってしまい、結局検査では画像で
判断できなかったので、そのまま入院・手術。
夕方、手術は無事に終わり、入院は1週間ぐらいになりそう・・と
電話で結果連絡を貰っていたのですが、翌日の早朝、「死んだ」と
突然連絡が入ったんです。

あまりにも突然の事で私は何が起こったのか理解が出来ず。
母親は「昨日、手術の後に無理してでも面会に行けば良かった」と
膝を抱えて泣いてるんですが、私は現実の事とも思えないから、
泣く事も出来なくて。
前の子が亡くなった時は、もともと具合が悪かった事もあったので
心のどこかで覚悟していたのかもしれませんが、この子はまだ5歳。
まだまだ5年以上は一緒に過ごせると思っていたのに。
コロナ禍という事もあり、私は診察室の中に入る事も出来なかったので
病院の先生に抱かれて、奥に連れていかれるのをチラっと目にしたのが
最後になってしまいました。

とにかくヤンチャで、他人には懐かないし、そこそこ問題児では
あったんですけど、そういう所も含めて可愛かったんですよ。
そしてそんな小さな暴君がある日突然居なくなってしまった我が家は
本当に火が消えたようになってしまいました。






そして今日、ご縁があって、この子がやって来ました。

まる です。
前の子が居なくなって1か月で次の子を迎える・・という事に
少なからず罪悪感のようなものはありましたが、親もシュンとなって
しまっているし、ワンコのいない生活に耐えられなくなってしまって。

前の子は、ヘンリー五世の若い頃の名前(ハル王子)から名前を
つけたのですが、奇しくも、ヘンリー五世が34歳で赤痢で突然逝去
したのを倣うように、30代半ばで腸の病変で急死してしまって
「ハル」という名前を付けたことをひどく後悔したので、今回は
歴史上の人物からは名前を付けませんでした。

ハル、短い間だったけどありがと。忘れないよ。
そして「まる」、これからよろしくね、ハルの分まで長生きしてよね。