これを「観劇」と言っていいのかどうか悩みますが(笑)。
たまたま東京に居る日、16時30分という早い開演時間でも間に合いそうで
日曜日だからむしろ早く帰れて嬉しい。
推しも出るし、これは行くしかないかな・・・と思いチケット確保。

the party in Parco劇場「The Party in PARCO劇場」PARCO劇場 N列
16:30開演、17:10終演
全公演ホスト出:咲妃みゆ、小林遼介
日替わりゲスト出演:上原理生、浦井健治、堂珍嘉邦










日替わりゲスト
堂珍さんは生で拝見するのは初めてかなぁ。


ところでこの公演、何をやるの?芝居?コンサート?みたいなものは
よく分かっていないまま。「SHOW-ism」みたいな感じかな?
と思っての参戦です。

新橋演舞場を15:20終演で出発し、雨の中慌てて渋谷のパルコへ。
まあ、間に合うでしょう、と思いましたが(実際に間に合いましたが)
とはいえ、時間に余裕がある訳ではなく、到着した段階では
汗だくになっておりました(笑)。

あまりポジティブな感想じゃないです。






一幕は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」をパロったオマージュした
内容で、マチコ(咲妃みゆ)が色々な時代に飛ばされ、
その時代を舞台にしたミュージカルソングが歌われる
(時に咲妃さんが歌う事もあり)という、あれは芝居なのか?という
中途半端なものでした。まあ「芝居仕立てのコンサート」というのが
一番感覚的に近いかなー。

普段ミュージカルを観ない私でも知っている曲ばかりという点では
本当に有名なスタンダードナンバーが中心になってましたね。
ゲストさん皆さん、歌唱に関しては不安のない方ばかりだったので
単純にコンサートとしても聴きごたえがあるもので良かったです。

ホストの咲妃さんは「GHOST」でも拝見しており、守ってあげたく
なるような可憐な方だな、と思っていましたが、あれ、お歌が・・・
こんなんだったけ?という印象。
声量はあると思うんですが、どうも不安定というか。
あ、そう言えば「GHOST」も序盤は不安定だったなぁ・・と思い出し。

二幕はトークとコンサート。
「ペンライト持ってきていいよ」というアナウンスもあり持って来てる人多数。
私さー、苦手なんだよねー、皆と一緒に拍手するとかペンラ振るとか。
歌に集中出来ないし、ペンライト振ってる自分が滑稽に感じるというか。
自意識過剰だってのは分かってますけど、苦手なものは苦手だもん。
だから、知ってはいたし、ペンライトも持ってるけど(FCコンサートで
配られたもの)持って行っていない。(まあ、家を出る時には完全に
忘れてた、って言うのが正しいが)

もちろん、全員がペンライト持ってる訳じゃないから、そこはいいんだけど
「みんな凄いねぇ」と妙に俯瞰で観てしまっている自分(笑)と
そこはかとないアウェイ感。

あとねぇ・・・MC役のお2人の進行が、まぁまぁグダグダなんすよ。
咲妃さんも一生懸命だって言うのは伝わってくるし、可愛らしいですが
だったらもう一人、バリっと進行できる人を付けるとかして欲しい。
16時30分開演で、上演時間が「2時間10分(休憩込み)」で案内されて
いたにもかかわらず、終わったのが19時10分ですよ。
確かに生の舞台なので時間通りには終わらない可能性は承知していますが
グダグダした結果30分延びるとかは、遠征者泣かせです。
上演予定時間を確認したうえで帰りの新幹線手配してるので・・・。

私は会場が空いちゃったから急遽考えた企画なのか?という印象を持ちましたが
色んなミュージカル俳優さんの組み合わせが観られて、色んな曲を
聞くことが出来るのが魅力的だという事は分かるので、これは
ミュージカルファンの方には魅力的な企画なのかもしれませんね。

コンサート自体は聞きごたえありました。
上原さんの声は本当に素敵だったし、推しの歌も良かった。
あの浦井君がちょっと「お兄さん」風な立ち位置になっているのも新鮮(笑)。
堂珍さんと浦井君がCHEMISTRYの曲をデュエットしたのが聞けたのは
良かったなぁ。
昔、リアルタイムで「ASAYAN」でデビューを見届けた人を、生で
拝見する事になるとはね・・・と、感慨深かったです(笑)。
堂珍さんは、もっと気難しい感じの人かと勝手に思っていたのですが
思いのほかよくお話される方だな、と思いました。